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ギャグとおふざけは紙一重。【HQギャグ短編集】

第2章 魔法少年☆スガちゃん/烏野メイン


その後、俺達はなんとか間に合った。
そしてあっという間に、約束の昼休みがきた。
俺は昼食の弁当を持って、屋上まで向かった。
たまには屋上で弁当食うのも悪くないべ。

屋上のドアを開けると、そこにはもう清水がいた。

菅原「ごめん、待った?」

清水「ううん。いま来たとこ。」

まるでデートの待ち合わせをしていたような会話になった。
まぁそんなことは置いといて。←

菅原「で?どうしたんの?なんか言いづらいこと?」

弁当のツナおにぎりをほお張りながら問いかけると、
清水は顔を伏せ、小さな声でなにかを言った。

菅原「あ、ごめん。聞こえなかったんだけど・・・。」

清水「・・・ほう・・・ねん・・・。」

菅原「え?」

清水「菅原。あなたは今日から魔法少年なの」

菅原「・・・は?・・・はああああああ!?」

驚いた!清水がいきなり冗談を言い出すなんて。
ここはノった方がいいのか!?清水のボケなんて早々でないし、見ることもない。ここはノっとくか。

菅原「びっくりした。魔法少年か。魔法少女なら漫画とかであるけどさ。」

清水「受け入れてくれるの・・・?」

菅原「まぁね。魔法って楽しそうだし」

清水「・・・ありがとう」

こんなもんか。清水が安心した顔したし、おふざけもここまでにして、っと。

菅原「で、話ってー・・・」

清水「タナカにノヤ。OKだって。」

菅原「・・・え?」

ガチャッ

屋上のドアが開く音がした。
みるとそこには田中に西谷・・・じゃない!烏!?
でも普通のカラスじゃないこいつら!ぷにっぷにしてる!←
マスコットキャラ!?ぬいぐるみ!?

タナカ「スガさん!あざっす!」

ノヤ「俺たちは魔法少女の使い魔!タナカとノヤっす!普段人間の体してますけど、これが本来の姿!よろしくお願いします!」

・・・

菅原「しゃべるー・・・ぬいぐるみかな?かわいいね。あはは」

清水「菅原、明後日をみないで。」
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