第6章 師弟関係(イルミ/年上師匠/甘)
「…ま、…っあぁ、っ…待っ…て……!」
「…なんで?」
「んぁっ…、…なんでっ、て…イ、…イッちゃい、そ…ッ…あっ、だか、ら…」
「いいよ」
「やっ、…やだ、…あっ、…勿体無い、…ッ…ちゃん、と、一緒に…イこう、よ…」
「…別にいいのに」
イルミはリネルから指を引く抜くとそのままリネルのソコに自身をあてがった。
リネルは肩で呼吸を繰り返しながら涙を溜めた目で懇願するようにイルミを見上げた。
「…リネルのナカにちゃんと全部入るかな」
「は、…入る、…でしょ…」
「…試していい?」
「…ん……、…あっあぁっ…!」
突き上げるような刺激にリネルの口からは高い声が漏れる。
すでにイきそうだったリネルの身体は中でイルミのモノをぎゅうっと締め付け、リネルの目からは涙がこぼれた。
「んぁっ…はっ…あ、…あぁっ……!」
「…っ狭、……大丈夫?」
「あ、…んっ…、平気、…あぁっ!」
「…ダメって言われても今更やめられないけどね」
イルミは手で持ち上げていたリネルの脚を自分の肩にかけると、リネルを揺さぶりはじめる。
リネルはその動きに合わせて濡れた声を漏らしつつ、中が再び疼き出す感覚を感じていた。
「はぁっ、あっ、ダメ…あぁっ、…や、やぁ!」
「……、改めて聞くと、リネルの声って可愛いね」
「…や、…ダメっ、待っ…、あっ、…イッちゃっ…!…」
「…一緒に、じゃなかったの?」
「んぁっ、はぁっ、あっ、…ダメっ、…あ、あぁっ……!!」
元々限界が近かったのか、揺さぶりをかけられるとリネルは身体を痙攣させながら簡単に達してしまった。
イルミはリネルにキスを落とすと肩にかけていた脚を下ろした。
「…イっちゃったの?」
「…はっ…、…だ、…だって…ッ…」
「…じゃあ、次はもっと激しくしてもいい?」
「…え」
答えを待たぬままイルミはリネルの身体を反転させると壁際に両手を付かせて、リネルの細い腰を自分の方にグイッと引き寄せ一気に置くまで挿入した。
リネルは一瞬驚いた顔をしつつも、後ろに感じる感触に顔を大きく歪めた。