第16章 仮宿（ヒソカ／セフレ）

まさぐるように指を動かしていたヒソカがリネルから指を引き抜く、そしてリネルの腰を掴む。
リネルの秘部に既に大きく反応する自身の先端を押し当てた。


「挿れるよ♦︎」

「えっ……、もう？」

「いいだろ、今日はリネルと繋がりたいの♠︎」

「ん、…んああぁっ…！！」


浮力の働く浴槽内では簡単に自由にされてしまう身体。リネルは一気に腰を引き落とされた。

お湯と共に侵入するその質量にリネルは身体をビクリと背を仰け反らせる。反動が水面に伝わりパシャンと小さな音を響かせた。


「はあぁっ、…ッ」

「こんなに締めて、君だって欲しかったくせに♣︎」


ヒソカは片手を滑らせ、リネルの腹部から腰、そして秘部の上の敏感な部分までを撫でるように移動する。小さく主張するそこに到達すると指の腹で器用にそれを刺激する。リネルは顔をますます赤くした。


「んああぁっ、…」

「好きだろココ」

「あ…ぁ、…そこ、ビクビクっする…ッ」

「……君はかわいいねぇ♠︎…また興奮してきちゃうな」




ヒソカは切れ長の瞳をさらに鋭く細める。
片手で少し乱暴に乳房を掴むと 爪先で突起部分を引っ掻くようにする。リネルに顔を寄せ 耳たぶや首筋に甘く噛み付くと、そこには薄い歯型が残る。煽るように 爪先で茂みの中の膨らむ突起を弄ぶ。


「ヒソカぁ…っ、はっ…もっと…してぇ」

「いいよ♣︎」

「はあぁぁ…ん、」

「イクの？」

「…ああっ…、イく………ッ…！！！」


水中で身体をビクビクさせながらリネルは簡単に絶頂へ誘われる。