第15章 悪ふざけ（アダルトリオ／4P）

『はぁ、はぁ、っ…』

「限界、挿れるよ」


目の前でズボンのベルトを緩めるイルミを力なく見つめる。ここで3人が議論を始める。


「待て、なぜお前からなんだ」

「イカせたの俺だよ、当たり前だよね」


確かに物理的には……。
最後クロロの一撃が結構効いたけど、…言わないけど。


「ジャンケンでもするかい♠︎？」

「勃起した男3人でジャンケンて図がシュールすぎるだろ」

「じゃあクロロは最後ね」

「イルミふざけるなよ」

「仕事上がりなんだから慰労してよ」

「それは君の勝手な都合だよね♦︎」

「とにかく俺1番じゃなきゃヤダ」

「傲慢だな、おかしいだろ♠︎」

「全くだ、お前は1人で扱いてろよ」

「クロロ死にたいの？」

「闘るか？」

「闘ってろよ、僕はリネルとヤる♦︎」

「ヒソカ黙れ」

「お前から殺るぞ」





……………。

いつも余裕の顔をしているあの3人が低俗な言い争いをしている。
ヒソカが私の耳元でクスリと笑って言った。


「じゃあさ、ここは公平に…リネルに決めてもらおうか♣︎」

『…えっ…、』

「誰がいい？…リネルの初めて♦︎」


初めてって初めてじゃないけど…
複数でする時の初めてって意味では初めてだけど…


「ね、どうする…♠︎？」

『…ッ、』


ヒソカが途中から耳元で妙に甘い声を出してきた狙いがわかった気がする…、あざとい…。


「リネル、誰に…突かれたいの♦︎？」


耳元でそんな事を言われたら…もうこう答えるしかない…私は小さな声で言った。


『……………ヒソカ』

「はい決まり♥︎」

「は？」

「おい待て！」


にっこり笑いながら私の服を脱がし去ると、ヒソカは自分の服も脱ぎ捨てる。
しかしホント…いい身体してるな……
ついつい目がヒソカの大きくなったソレにいく…


「ドコ見てるんだよ、そんなに欲しいかい♠︎？」

『ち、違……』


それは……。だってこんな事されてもうナカが熱くて熱くて限界。
期待を込めてヒソカを見つめていると、ヒソカはニヤリと笑って言った。


「まだあげないけど♠︎」

『えっ…？』

「素直に欲しいって言わないコにはあげないよ♣︎」


あげないって……。選択を誤った！！
ヒソカは私の下半身の方に移動した。