第2章 似た者同士(イルミ/妹/近親相姦)
「……あっ…!…ぁっ、あっ……」
「濡れてる、欲しいんだ」
「…イルっ…に、あ…そこ…ッ…やだっ…!」
「でもちょっとならさないとさすがに入らないかな」
簡単に下着を取り払われると脚を開かれ長い指で花弁を開かれその中の一点を責め立てられる。
リネルは感じた事のない迫り来るような快感に飲まれそうになり、どんどん声を乱していった。
「あっあぁ…ッ…んっんっ…ぁッ…」
「ここ、気持ちいい?」
「…んっ!!…ふぁ、やっ…やめっ!…イルに、だめぇっ……!!!」
「…まさか、イくの?はじめてのくせに」
「…ッ…あ、ああっ…………んんッ!!!」
「…あーあ、てゆうかリネル、お前エロいね」
わけのわからぬまま身体を震わせて達してしまったリネルは、快感による涙で滲んだ目を細めた。
リネルは荒れた呼吸で胸を大きく上下させながらイルミを見ると、普段と変わらず涼しい表情のままのイルミと目が会った。
「気持ちよかった?」
「…ん、うん……ちょっと恥ずかしいけど、」
「最初はそんなもんでしょ、でもここからはちょっと頑張ってね」
「え?」
「今度は俺が気持ち良くなる番だから」
「…ッ」
一瞬顔を強張らせるリネルに、イルミは愛液で溢れたリネルの入り口に指をあてがうと、リネルの顔を見ながら言った。
「指入れるよ、だいぶ濡れてるし大丈夫だと思うけど」
「え…、…ッ……!」
急な違和感に眉間にギュッと力が入るリネルに、イルミはあやすようにキスをしながら指をゆるゆると動かした。
「力は抜いて、そう…痛い?」
「…だ、大丈夫…ぁ……ッ…」
「どんな感じ?」
「…変な、感じ…ッ…あっ…」
「じゃあ指増やすよー」
言うなり急に指を一気に増やされるとさすがにリネルは下半身に痛みを感じ目を瞑った。
「うわ、狭。これじゃさすがに痛いでしょ」
「だ、…大丈…夫」
「別に無理しなくていいよ」
「平気っ…だよ。痛みの訓練は…慣れてる…ッ…」
「訓練と一緒にされてもね…」