第22章 見えなく、して
中途半端に脱がされたままの先生を、シャワールームに引きずり込む。
ずぶ濡れになりながら、俺は強引にキスをした。
やっぱり酒の味がする。
「他の男の匂いさせたまま、俺の前に現れたりして」
「やぁ……っ」
「先生は、俺が他の女の匂いさせたままでも関係ないかもしれないけどさあ」
中途半端に脱がされた服にシャワーがかかった姿に煽られる。
「先生は、俺の知らないところで、他の男にこの淫乱な身体を抱かれてるんだね」
「……っ」
「ねえ、先生。奥さんいながら、生徒にまで手を出しまくりの男は、もういらないんでしょ?」
「……」
「だから俺にしとけばいいのに、何で他の男なの?身体がうずいたら、俺が天国見せてあげるって言ったじゃん」
「君は……生徒じゃないの」
「生徒じゃなくなったらいいの?」
「何言ってるの……」
「先生は俺とセックスしたこと、思い出したりしてくれないの?俺は、毎日先生のことオカズにしてるよ」
「な……」
「もう俺、先生でしか勃たないかも」
「バカなこと言わないで」
「信じてくれないの?」
シャワーを止め、先生の下着の中に手を突っ込む。
「あっ、やっ……」
「シャワーのお湯じゃないよね、こんなにヌルヌルなの。ねえ、さっきの男にも中出しさせてあげたの?」
「や……」
「ん?どうなの、言ってみろよ」
「そ……そ、そんなことないから」
「まあ、かき回してみればわかることだけど」
荒く中に指を入れてかき回すと、そのぬめりは一層激しくなった。
「や……、銀八くん……っ」
「身体はこんなに喜んでるじゃない。さっきの男に、何回イかされた?」
必死で首を振る先生。
「え?もう数え切れないほどイかされたの?」
「ち、ちが……」
俺はびしょびしょになった指をぺろりとなめた。
「ふうん。さっきの男の精液ってわけでもなさそうだね」
「な……何して……」
「出てくる前に、シャワー浴びて、こうやって中も綺麗にしたってわけ?」