第9章 ＊俺の彼女だよ！【及川徹】ハイキュー!!＊

「んんっ…！っは……及川くっ、んっ…！」



口開けてと言われた時点で予想はしてた。

けど実際に舌を入れられるとどうしていいか分からなくて彼を押し戻そうと手に力を込める。



……しかしそれが逆に及川に火をつけてしまう結果となった。


唇合わせたままの身体を持ち上げて、近くに敷いてあった布団まで簡単に運んでしまう。



「及川くんっ……」

「怖がらないで。俺上手いから」

「っ……」

「ちゃんは俺じゃダメ？」

「そうじゃなくて……私初めてだし……その……きょ、今日1日でここまで進むなんて思ってなくて……」

「俺もだよ？まあ上手く行けばもしかしてーとか思ってたなんて言わないけど」←

（言ってる……）

「ちゃんと二人で居たかっただけ。でも両想いだって分かってキスまでしたら……もう止まんないんだよね」

「でも…っ」

「あららー震えちゃって。ごめんね、怖がらないでなんて無理だよね。けど……」



〝気持ち良いって思えるようにしてあげるから……この及川さんに任せて欲しいな……〟