• テキストサイズ

【ごちゃ混ぜ】裏夢物語

第3章 *理論はいらない【竜ヶ崎怜】Free!*


『だって男の子ってそういうものでしょ…?』

「僕は違いますよ!断じて違いますっ!」

『そっか……ふふっ、怜らしいね』



さっきの優しい微笑みとは違ってとても悲しそうに笑ったを見て……怜の胸がズキッと痛んだ。


そんな笑みを見せるという事は触って欲しいのだろうかと思う。


けど自分から手を伸ばす勇気はない。



「あの……さんはどうなんでしょうか……」

『私…?』

「はい……。僕に……そのっ、触って欲しいとか……思っているんですか…?」



怜の事だから「こんな話はやめにしましょう」とか言うかと思っていたのに話を引っ張って来た。

それに驚いたは目を少し見開く。


慌てて「すみません……」と謝る怜は、恥ずかしさを隠しているのか口元を手で覆っている。



『うん……そうして欲しいな……』

「なっ…!」



そう言って怜の手を取ったは自分の胸に誘導した。


予想つかない行動に怜はパニック。


手のひらから感じるの胸の感触はとても柔らかい。

そしてかなり速くなっている鼓動が伝わってきた。
/ 164ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp