第3章 *理論はいらない【竜ヶ崎怜】Free!*
「綺麗に片付いている部屋…!美しい!」
『大袈裟だなぁ』
初めて足を踏み入れたの部屋。
所々女の子らしい品が並んでたりするが綺麗に整理整頓されている。
怜は胸いっぱいに空気を吸い込み、座るよう促された場所へと腰を降ろした。
『じゃあ怜、どうしよっか』
「どうするって……何をです?」
『二人きりだよ?怜は何したい?』
こんな質問されるとは思っていなかった怜は固まってしまう。
が見つめてくる中で彼なりに必死で考えた。
二人きりなんだからくっ付いたりするのか?
いやそれでは僕が甘えてるみたいじゃないか。
僕は男。
彼女に是非くっ付いてもらいたい…!
「じゃ、じゃあこういうのはどうでしょう」
『なぁに?』
「っ!……さんから……ぼ、僕にハグを……」
『甘えられたいのかな?怜は』
「は、はい……」
『いいよ。じゃあ沢山甘えちゃおっ!』
「○×△□?!」