第13章 *妻の不安【真田弦一郎】テニプリ*
何をやっているのだ。
この程度の性欲1つ制御出来ないなど……俺はたるんどる。
と、自身の心で自らに喝を入れる。
挿れずに抑え込む事が出来ていたのなら、まだを更なる快感へと導いてあげられていただろう。
「どうだ……力はっ、ハァ……強くないか……」
「平気っ……だよ…っ」
なのにこうして受け入れてくれるのだから感謝せねば。
けどには感謝してもしきれない。
その気持ちを伝える方法として、これからは情事も加えよう。
もうお前に不安な思いはさせないと誓う。
俺のお前に対する愛を沢山込めて抱くと誓う。
だからお前は幸せだけ感じていればいい。
「あぁダメっ……今日来る…っ!」
「達するのか…っ、ならば……共にイクぞっ……」
「うんっ……その前に……キスして…っ」
「よかろう……幾らでも……」
「んんっ…!」
その幸せが俺の幸せでもあるのだ。
身体だけが一つになるわけじゃない。
心も一つになれる。
夫婦は一心同体。
俺はそう思っている。
*次へ続く*