第13章 *妻の不安【真田弦一郎】テニプリ*
のふっくらとした胸を掌で包み込み、そして口付けを落としていく俺。
少しでも力加減を間違えると潰れてしまうんじゃないか、と思うくらいの柔らかな膨らみを丁寧に刺激していると……
恥ずかしながら己が反応してしまう。
の声に合わせて上下する動きに急かされて落ち着きがなくなってくるものの、自分の欲求を強引にぶつけてしまっては男が廃る。
ここでも己を試されるのか。
なんて俺らしい事を考えるが、これしき堪え抜いてみせる。
を愛して愛して……そして最高の状態で重なり合ってこその情事だ。
愛がなければ意味がない。
「腰が動いているな」
「触って……くれる…?」
「ああ、勿論だ」
「ふぁっ……あっ、ンン…っ!」
大事なのは心。技量ではない。
かと言って傷付けるように荒くしていいという訳ではないが。
爪は常に処理している為問題はないが……膣内に指を入れるのはやはり神経を使う。
俺にとっても大事なの身体に傷を付けぬよう慎重に動かさねば。
「んぅん…っ、あっ……やぁ…っ」
「何を言う。その逆なのではないのか?」
「ちっ、違うよ…っ」
「俺の前では素直であれ。どうなのだ?」
「っ……凄く……良いっ……」
「うむ、そうであろう。お前の愛が溢れている……」