第11章 *岩ちゃん退いて【及川徹】ハイキュー!!*
俺が抱きしめれば服を掴んでくる。
そっと舌を割り込ませれば一生懸命応えてくれる。
苦しいかもしれないけど1ミリでも離れたくなくて……俺はの頭と腰を引き寄せた。
より密着する身体に深く絡みつく舌……。
こっちはまだ余裕があったけど、いっぱいいっぱいの彼女の為に一度顔を離す。
窒息させたら大変だから。
「大丈夫?」
「っはぁ……うん…っ」
「でもしんどそうだね。落ち着くまで別の場所にキスしてもいいかな?耳とかさ……」
「えっ……ひゃ…!」
「あれ、弱かったかな?可愛い反応しちゃったね」
「み……耳はダメ…っ」
「じゃあ首筋にしようか……」
「ふぁ…っはぁ……んっ!」
「ごめん、及川さんの痕つけちゃった」
はキスの時より余裕がなくなったらしく俺から顔を背けてる。
でも服を掴む手はそのままだし、特に押してくる事もない。
綺麗に浮かぶ赤い小さな薔薇が首筋のラインをより色っぽくさせるから……
もっとやりたいなって、俺の唇が引き寄せられていく。
「そうやってると首筋が無防備になっちゃうよ…?」
「でも顔見れないっ……んぁ…っ」
「可愛い声出されると俺止まんなくなるなぁ……」
「ンン…っ」
「だからって我慢しなくていいんだよ…?口、開けてごらん…?」
「っ……」
「ほーら、ちゃん……」