• テキストサイズ

【黒子のバスケ】君を見つけた

第2章 出会い


【虹村修造】



「__虹村主将っ!練習頑張ってくださいね♪」



赤司が連れてきたのは、とんでもない女だった。



白く透明感のある肌

ゆるゆると巻かれた柔らかそうな髪

大きく、綺麗な緑の色をした二重の目

長い睫毛と筋の通った鼻

ふっくらとした綺麗な形の唇___

耳に心地よい綺麗な声



あいつは頭の先から足の先まで全てが綺麗だった。




初めて見た時は思わず息をするのも忘れるほどの衝撃。



ドキドキなんてもんじゃねぇ……
あの時、完全に持ってかれた………



まさか俺が………



一目惚れってやつをしてしまうとは









青峰「__テンっ!主将っ!」



青峰の声にハッとし、振り返るとそこには1軍の奴等が揃いも揃って俺のところに集まっていた。



虹村「うおぅ!?な、何だぁ?!オメーら!」



驚く俺に青峰と灰崎が目を爛々とさせ迫ってきた。



青峰「だ、誰なんですか?!あの女…///!」


灰崎「ちょっ!あれはヤバイレベルでしょ!?見たことねーくらいの美人っすよ!!しかも、赤司が連れてったけど赤司の女なんすか?!」



二人の言葉を皮切りに他の奴らまでガヤガヤし始めたので、俺は大きく息を吸いこむ。


虹村「うっせーっつってんだよっ?!あ"ぁんんっ?!」



一括するとようやく大人しくなったので、改めて説明をすることにした。



虹村「あー…彼女は___」

赤司「彼女は川嶋エレナ。俺の幼馴染みです。皆さんにご迷惑はお掛けしませんので、見学だけさせてやってください。」


虹村「……だ、そーだ。」


……幼馴染み……か……
じゃ、彼女ってわけじゃないんだな………って!!

俺っ!
何考えてんだよっ////!?


くそっ……本当、調子狂う……



だぁーーっ!
もう!めんどくせぇ!!



虹村「__オラ!ストレッチ始めんぞー!!」



とやかく考えんのは後にして、今は練習をしっかりやんねぇとなっ!!
/ 111ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp