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水玉DAYS☆黒子のバスケ

第2章 キャラメル。


しばらく、火神はバスケットの練習をしていた。
すると、そこに一人の少年が入ってきた。

「あ!薄い人だー!」

私がそう声を出すと、
火神がこちらをじっと見た。

「…どうも。」

その薄い少年は
さきほどの部活の時に薄いのに異彩を放っていた。

何やら超バスケが強いことで有名なバスケ部の部員で
しかもレギュラーだった…という事で、
火神もこの公園につくまで
ずっとその話しをしていた。

黒子テツヤくんって言うそうだ。

火神は威嚇するように
相手をまくし立てると、

1on1という勝負を黒子くんに挑んだ。


黒子くんも受けてたった。

おぉ!
これは男同士の戦い!

すごい!すごいぞ!

私はまた一人で興奮していた。

が…

勝負はびっくりするぐらい
火神の圧勝だった。

それから何やら二人で
話すと、

火神は私の方へ歩いてきた。

「鈴音。帰るぞ。」

「え?黒子くんはー?」

「うっせ、あんな奴ほっとけ。」
火神は私の手を引き歩きはじめた。

「黒子くーん!またねぇー!」

私が手を振ると、
彼も笑顔で手を振ってくれた。

…不思議な人。

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