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水玉DAYS☆黒子のバスケ

第8章 水玉DAYS


「ばーか!幸せになるに決まってんだろ!」

俺は空を見て笑う。
チラチラと白い綿のような雪が降ってくる。

あいつが
ガンバレ!と応援してくれていたような気がした。

地面が雪によって水玉に
染まっていく。

体が冷えてきたので、
俺は帰ることにした。

"ミャー"

が、その声に足を止める。

墓石の後ろから
一匹の子猫がこちらを見ていた。

「なんだお前。そんな所居たら風邪引くぞ。」

俺はその子猫を抱きかかえる。

白地に黒のブチの入ったネコ。
まるで水玉模様のようだった。

そのネコは嬉しそうに目を輝かせて
俺に何かを訴えかけていた。

「あ?なんだ?メシか?」

俺がそういうと、
ネコは嬉しそうに鳴く。

「…はぁ、仕方ねぇな。今日は雪だし、特別だぞ。」

俺はネコを抱えて家へ帰る。




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