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この恋、大誤算!
第9章 ◎ 居残り
保健室で橘涼と話してから
1週間。
あっという間だ。
『桐生!付き合う気は無いか?!』
「もう!けんちゃん、うるさい!!!」
『諦めなよ〜けんちゃん♩笑』
東金は相変わらずだけど、それ以外は
何も変わらない。
理玖達と働いて、朝に帰宅。
学校。バイトの繰り返し。
今までと変わらない。
変わったのは、1つ。
『はよー。』
「はよー、」
橘涼にだけは挨拶をするようになった。
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