第8章 ◎ 保健室
首に違和感を感じて目を開けてみれば
橘涼が居るでは ありませんか。
ため息で起きたのか!?とか
訳の分からない事も言われるし…
ため息で起きれる訳無いだろ!!
あなた様の手が原因ですよ!!
こいつも東金と同類か?
変態だ。
セクハラだ!!
『お前寝不足なのか?』
「別に、」
私は、某女優か!!
『ちゃんと寝てんのか?親御さん心配するだろ..』
「心配はされてない。アメリカに居るし」
理玖達が居るから心配はされていない。
心配されるような事も無いしな。
『アメリカ!?また遠いな!』
「そりゃね、」
アメリカは近くは無いだろう。
『婆ちゃんとかと住んでんのか?』
「1人暮らしですけど、」
『危ねーな。夜とか大丈夫なのか?』
「家に居ないから問題ない、」
『家に居ないのか!?お前は夜に何処ほっつき歩いてんだよ!』
「バイトだから。」
お父さん並みにうるさいな(笑)