第8章 ◎ 保健室
「不二子さん〜寝てていい?」
「はいはい、どうぞ〜♩ 何?また東金先生に追い掛けられたの?笑」
不二子さん、とは保健室の先生。
ピー 不二子が好きならしく…あだ名を不二子さんと、自分で決めた変な先生だ。
「今日はまだ遭遇してないからな〜、寝不足ってとこ」
1年の頃、東金に追い掛けられて保健室に逃げ込んでたからか..
私が保健室に行くと、「また東金先生?」と言われる様になってしまった(笑)
「寝不足って…育ち盛りなんだから、しっかり寝てよねー? 7時間睡眠が良いらしいよ♩」
「はーい、不二子さんもお酒控えなよ?笑」
「それとこれとは話が別じゃない?笑」
不二子さんは豪酒。
何だかカッコイイ女性で私は大好きで
気分転換に話に来る時もある。
それに、裏表の無い性格だから
とても話しやすい。
「はいっ!この話はお終い〜♩ほら寝た寝た〜♩笑」
「おやすみ〜。」
「おやすみ〜♩」
布団に入ると、すぐ眠気が...zzz