第6章 ◎ バイト
この2人のお陰で Under Loverは
そこそこ人気らしい。
私はこのBARに居るのが好きだから
本当はダメなんだけど、閉店時間まで
しっかり居る。
19:00〜 開店するUnder Lover
閉店時間は05:00 。
朝の5時過ぎに私は家に帰り
シャワーを浴び少し寝て学校へ行く。
ずっと接客してる訳じゃないから
裏で寝たりもしているから睡眠の問題は
まぁ大丈夫だろう。
『よし、開店するぞ〜お前は会計だけな?わかったか?』
「はーい!」
女性のお客様も男性のお客様も居るが
女が居ると、しかも私みたいな若者だと
なめられるのだ。
だから、なるべく接客はしない。
ただ 理玖や海斗と話すと素の自分が
出せて楽だから閉店時間まで居るだけ。
本当、学校の私とは 大違いだ。
よく笑うし語尾に音符やらが見えるだろう。