第11章 ◎ 過去
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「 えっ? 」
『 やっぱり、サエちゃんだ。 空港で会ったんだけどな〜 (笑) 忘れちゃった? 』
忘れる訳がない。
「 空さん!! 」
だって、一目惚れしたんだから。
『 良かった〜。忘れられちゃったかと思ったよ。 』
赤城空さん。
会えた。 また会えた!
『『『 誰? 』』』
「 赤城空さん♪ 空港で... 」
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『 へぇ〜 空もバスケすんだな、 』
『 大輝に比べると、まだまだだけどね。 』
バスケ好きに悪い奴は居ないそうだ。
すっかり仲良くなってる大ちゃん達。
『 大輝より上手い奴は修造ぐらいだよな〜 ♪ な?理玖 』
『 あぁ、 』
それにしても、本当に また会えるなんて、、
嬉しい!!!
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『 サエちゃん聞いてる? 』
「 え!? 何ですか?空さん 」
見惚れてて聞いていなかった、、、
それに、あれ?
大ちゃん達が居ない??
『 大輝から許可降りたからデートしようか♪ 』
「 デート!? 」
『 そう、俺とデートしよう。 』
何で、いきなりデートなんて話になってるんですか!