第11章 ◎ 過去
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『 おい、太ったか? 笑 』
「 誰が、、! 」
『 相変わらず生意気な妹だな。もっと可愛い妹が欲しかったね! 』
この失礼なのは、私の兄貴。
大ちゃんこと、 大輝 ( だいき )
「 巨乳にしか興味ない変態兄貴より優しい兄貴1人で充分なんですけど!! 」
『 うるせぇな〜。 ちっとは黙れ、 』
「 大ちゃんなんか、大っ嫌い!! 」
『 お〜そうかよ、なら日本に帰れよ、 』
『 はいはい、そこまで。大輝もサエも言い過ぎ。久しぶりに再会したんだから仲良くしろ。 』
『 チッ、わかったよ、、 』
「 修ちゃん!!! 会いたかった!! 」
『 おかえり、サエ^^ 』
「 ただいま!!! 」
大ちゃんとは違って優しい優しい
私のもう1人の兄。
修ちゃんこと、修造 ( しゅうぞう )
大ちゃんとは、これでも双子。
勿論! 修ちゃんが兄で、大ちゃんが弟。
まぁ双子だから.. あまり関係無いけどね、、、
『 サエ、帰ろうか ^^ 』
「 うん! 」
『 仕方ねぇから荷物持ってやるよ、 』
「 いい! 」
『 ったく、、お前、俺の事どんだけ嫌いなんだよ 』
大ちゃんとは つい言い合いしちゃうけど、、、
本当は凄く優しくて大好きだ。
「 大ちゃんも修ちゃんも大好き! 」
『 『 Thank you. 』 』
「 発音良すぎ!!! 」