第10章 ◎ 忘れ物
ー 理玖 side ー
取り敢えず教室らしい棟には
辿り着けたが、、、
またもや迷子!!笑
方向音痴じゃねぇからな!?
迷ってたらイケメン先生登場。
『こんにちは。どうされました?』
おー助かった!と思えば質問責め!
まぁ怪しいもんな〜俺。笑
兄貴でも無いし、父親でも無いし
説明がややこしくなるから言うな!って
サエに言われてるから言えねぇし。笑
10分ぐらい無駄にしたぜ(笑)
『ありがとうございます。助かりました。』
『いえ、』
橘先生っていうサエの担任が
俺を警戒し過ぎてるんだが (笑)
用が済んでも俺から離れない(笑)
まぁ、気にしねぇけど。笑
『サエ!!!』
騒がしいクラス。
大声で叫べば静まり目線は
俺とサエに集まる。
この瞬間、気持ちいいんだよな(笑)
「っ!!?」