第15章 文化祭
二人でショッピングセンターで晩ごはんの買い物して、ユウトの家へ向かう。
ユウト、一人暮らしだとは聞いてたけど、行くのは初めて。
お泊まりセットとエプロンを持ってきたから、私の手料理を食べてもらう予定。
って言っても、簡単なパスタなんだけどね…。
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ユウトの家。
「意外と綺麗にしてるんだね。
もしかして、エッチな本とか急いで片付けたりしたの…?」
ユウトの顔を覗き込む。
目を逸らして答えるユウト。
「そんなの、ないし…」
照れてる?
本当にないのかなぁ。
まぁ、突っ込まないようにしよう…。
「じゃあ、キッチン借りるね。
パスタだから、鍋一つで簡単だよ」
今日のメニューはミートソーススパゲッティと、サラダ。
一応ミートソースは、挽き肉とトマトで手作り。
私はエプロンをして、キッチンに立つ。
お腹減っちゃったから、早くしようっと。
野菜を切ってサラダ、鍋でミートソースが完成する。
後は、パスタだけ。
大きなお鍋を火にかけて、パスタを茹で始め、タイマーをセット。
ん…?
後ろで気配がして振り返ろうとすると、後ろからいきなり抱きつかれた。
「きゃっ!
ユウト…なに…?」
「エプロン姿…たまんないよ。
もう…我慢できない…」
お尻にはユウトの硬いものが触れて、ギュッと抱きしめられる。
「…ダメだよ…料理ちゅ…んんっ…」
ユウトに唇を塞がれる。
舌が口の中を舐め回して、チュウッと音を立てて吸う。
…だめ、久しぶりのキス。
頭真っ白になっちゃう…。
あっ…ユウトの手…服の中に入ってきちゃう…。
ダメだって、言わなきゃ…。