第11章 もう一度
「美月、今日実の家で集まるってー」
学校の友達に言われる。
「んー、わかった」
同じ夢を持ってる仲間で集まるのは楽しい。
私は笑顔で返事をする。
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皆で遅くまで、好きなアニメや尊敬する声優について話し合う。
その後は皆でゴロ寝…。
私も眠りに落ちた…。
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「やっべっ!
仮面レンジャーの時間じゃん!」
実くんの大声で目を覚ます。
他の子たちも、起きてくる。
「何~?」
眠い目をこすりながら言うと、早口で実くんに言われた。
「お前なー、仮面レンジャーをバカにすんなよ!
CGもストーリーも、一級品なんだぜ!」
…いや、バカにはしてないけど…。
アニメーション学科の女の子も答える。
「そうだよー。
それに、今や皆イケメン!
ママ達を虜にしてるんだよー。
今の仮面レンジャーも、すごいイケメンだよね」
…そういうもん?
眠いけど、じゃあ、ちょっと見てみようかなぁ…。
「変身!」
画面に目を向けると、ちょうど変身シーン。
んんっ!!