第3章 収録
「せんぱぁい…あぁっ…あぁんっ…
ゆきな、あはぁんっ…イッちゃうよぉ…」
「はぁっ…はぁっ…あはぁんっ…んーーっ」
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「美月ちゃーん。今回よかったよ。
またよろしくね」
監督が笑顔で言う。
よかった…上手く演じられたんだ。
ユウトとのエッチから2週間。
私の初出演作『スクールエッチ』の収録は終わった。
来月にはインターネット配信され、DVDにもなる予定だ。
私はやりきった達成感でいっぱいだった。
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さらに1ヶ月後。
プルルル…プルルル…
「はい」
電話に出ると、所属先の事務所からだった。
「美月ちゃん。おめでとう。
『スクールエッチ』売れ行き好調でね、続編が作られることになったんだ。
もちろん、主役は君だよ!
続編の台本もらったから、取りに来てね」
「本当ですか!?
ありがとうございます!!」
インターネットで作品のレビューを見てみると、
『ゆきなちゃんのエッチな声、最高!』
何て書かれてる。
恥ずかしいけど、嬉しいな…。
台本を読んでみると…。
わぁ、何だかエッチシーンが激しくなってる…。
その上、コスプレとか、ちょっと危ないシチュエーションまで…。
私、大丈夫かな?