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徐霊師と共に~黒子のバスケ~

第2章 メリーさん


ピ…ピ…ピ…ピ…

リズムよく電子音が流れる…その音は、まるで水陵が助からないとでも言っているようだった…

黒子「水陵…目を覚まして下さいよ…」
桃井「うっ…うぅ…水陵…私のせいで…うっ…ごめんね…」

あのあとメリーさんは、無事普通の人形に戻り、今は桃井の家にある。
僕は、あの後の事を思い返した

―――――――――
ドサッ…

黒子「水陵!!!」

僕と桃井さんは、急いで水陵の元へ走り寄る

【ふふふ…やっぱりこの娘…やるわねぇ…殺そっかなぁ…目障りになるだけだしぃ?】
黒子「誰だっ!」
【わたしぃ?わたしはねぇ朱羅驪(しゅらり)よ♪さっきの紺鴉の仲間ぁ~】
桃井「水陵をどうするつもり!?」
【どうってぇ?さっきも言ったようにぃ~殺しちゃいまぁす♪】
黒子「そんなことさせませんっ!」

僕は、昔から怪異によく関わっていた(水陵がよく襲われるから)だからちょっとした結界は、張れる。もちろん、水陵と水陵の祖父には、敵わないが他の徐霊師より上手く張れる自信はある。

黒子「包囲!結界っ!」
【あぁあ…もう~そんな事しちゃったら殺せないぃ~】
黒子,桃井「殺させなんかしませんっ!」
【あはは~息ピッタリじゃぁん…ほんっと目障りぃ今度会ったらお前らまとめて殺してやらぁ…覚えといてねぇ♪】

そして、朱羅驪は、何処かへ消えていった…

《今度会ったらお前らまとめて殺してやらぁ…》

黒子(水陵…僕が守りますから…必ず助けてみせますから)

10分後水陵は、病院へ運ばれた。



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