• テキストサイズ

【うたプリ】I Love You 【オールキャラ】

第12章 カミュ編


「紅茶、持ってきましたよ」

『ありがとう、カミュ』


俺らが付き合いはじめて丁度2ヶ月目。

先月の付き合いはじめて1ヶ月の時はお互い都合が合わなく、祝うことが出来なかった。

今日こそは祝おう。

...そう思うってはいるのだが

『カミュ?
 ぼーっとしてどうしたの?紅茶冷めちゃうよ』

「あ、申し訳ございません。
 少し考えごとを...」

『そう...』


...話題がない

一体どうすれば...

俺は恋愛や友情、そういう感情はあまり知らない

シルクパレスではずっとそういうものを体験したことがない

演技でやったことはあるものの、実際になるとなかなか難しい


ピロリン~♪


『メール?カミュじゃない?』

「すみません。
 少々お待ちを」


こんな時に一体誰から...
_____________________________
To.ミューちゃん♪
From.寿嶺二
件名:ガールと上手くやってる?
------------------------------------------------------------------
ハロー♪

ガールと楽しく過ごしてる?

まぁミューちゃんのことだし、あまり期待はしてないけどw

今日は付き合って2ヶ月目なんだから、ガールと盛大に祝わなきゃ!

直接言うのが恥ずかしいならメッセージカードとかいいんじゃない?

遊園地とか思い出の場所に行って帰りに花束を渡し、その中にメッセージカードが入ってて♪

ガールはびっくり!

う~ん♪
最高のシチュエーションだねっ♪

じゃあ僕はまだ撮影があるから頑張ってちょ!
_____________________________

寿か。

メッセージカード...その手があったか

確かに直接言いにくくても文字なら伝えられる

感謝するぞ、寿。

「あ、あの、#NAME4#様!」

『ん?』

「このあとご予定は...?」

『ないかしら?』

「よかった...
 では、私とどこかへ出掛けませんか?」

『そうね!たまには♪
 どこに行くの?』

遊園地...

そんな一般市民が行くところに行ったことなどない。

楽しめるか...

たしかショッピングは女性が好きなことだったと聞いた。

「ショッピングに行きませんか?」
/ 33ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp