第8章 えっと、ごめん
授業を受けながら、私は考える。
なんらかの理由で、私はあの女子3人組に嫌われて、クラスで孤立させようとされてる?
なんだろう。理由がわからない。
彼女たちと中学同じ人とかに探ってみようかな。
部活の中に誰かいるかも。
休み時間に部活のグループチャットをのぞいてみよう。
…
休み時間、私はスマホを出して女子バス1年のグループチャットをチェックする。
そういえば、今日は朝から見てない。
……。
あれ…ない…?
退会…させられてる…
…
お昼休み。
奈津子は女子3人組とお昼を食べてる。
私は自分の席で一人でお弁当を食べる。
ふと教室を見渡してみる。
また席替えで、少し席が離れた藍田くんも一人で食べてる。
わたし、藍田くんと一緒に食べたらよくね?
と思うけど、ないな…と思い直す。
それにしても…
女子バスのグループチャットを強制退会させられてるってことは…
部活のみんなにまで、話回ってるのかな。
今朝、アヤに無視されたのも…気のせいじゃない?
部活はどうすれば…
行っても大丈夫なのかな…