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第3章 終わりとはじまり
北川第一の雪ヶ丘の試合は第三者から見ても結果が見えていた。
凪「圧倒的に第一が強いね。」
菅「そりゃ、王様がいるし、選手一人ひとりが強いしね」
田「でも、雪ヶ丘のあの1番めっちゃ飛んでますよ!」
そう、あの雪ヶ丘の1番、さっきトイレ前で『俺は飛べる!』って言った子は宣言通り凄く飛んでいる。
凪(あの子、ちゃんとしたセッターがいれば、北川第一と張り合えるのに…)
元セッターの凪はそう思ったのであった。
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