第3章 終わりとはじまり
いよいよ、試合も終盤。
まぁ、さっきからいくら見ても北川第一が勝っているんだけどね。←
そう思っているとき、
菅「あ!乱れた!」
そう、雪ヶ丘のセッターの子が無茶ぶりトスを上げたのだ。
誰もがもう試合が終わったと思った瞬間。
ばぁぁぁんんんん!!!!!
体育館にボールが叩き付かれた音が鳴り響く。
凪「…………え?」
3人「「「……………………え?」」」
今のなに?
確かにあの1番の子左側(レフト)にいたよね?
なんで、今右側(ライト)にいるの?
私たち4人は開いた口が塞がらない状態になっている。