第4章 私がセブンチルドレン
「あなたが、碇司令の頼んだ子ね。」
そこには、沢山の人がいた。
そして、私に問いかける女の人
「碇司令の頼んだ…?」
「そうだ。」
スッ…
声が聞こえる方向へ目をやった
すると、そこにはさっきの人たちよりは若そうな
男の人が立っていた。
「私の名は、
碇ゲンドウ」
「碇ゲンドウ……」
「私は、葛城ミサトよ♪
よろしくねー💕」
「葛城ミサト……」
「あなたの名前は?」
「…私の名前は無いです。」
「えっ!?名前がないの!?」
驚かれるのも無理ないよね。
私には、名前はない。
呼ばれることもないし
必要もなかったから
自分でも、どうよぼう等と考えたこともない。
「ならば、リョウと呼ぼう。
いいか、今日からお前はリョウだ。
そうなのれ」
「リョウ……」
初めての名前
異様にしっくりきた
今日から私は、
リョウとなった。
「それでは、葛城
後は頼む。」
「はいっ!」