• テキストサイズ

一人の少女の小さなネガイ

第5章 綾波レイ




「あなたは誰?」


「えっ?えっと私は…リョウ!

リョウって言うの。


貴方は?」


「私は、綾波レイ」


「もしかして、ネルフに関係があるの?」


「貴方は、違うの?」


ドキッ………


そういや、そうだよね


勝手に連れてこられて反発したけど


私には、セブンチルドレンという肩書きが存在する……


「怖いの?」


えっ………


怖いのかな


私…


確かに、今まで人と関係を持ったことがないのに


こうやって、新たな人と話をしているんだ。


今までにないこと


それがここに着てから随分続いている。


そして私が知りたい少年の未来が消えてしまうかもしれないから。


私は、あの人と会いたいと思っている。


会える確率なんて考えたこともない。


けれど、会いたいという欲は増えるばかり


それなのに、彼に関係のある使徒というのを倒さなければいけないんだ


「怖い…よ。」





/ 22ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp