第11章 彼の過去
「リオンね・・・あんたの執事か。
昔、国王直属の特殊部隊で、会ったことがあるぜ」
特殊部隊・・・?
「あいつは女を落とす任務ばかりしてたな。
あの顔だ。女の方から寄っていくからな。
あんたもあいつを呼ぶぐらいだ。
散々やられてんだろ?・・・味見してみるか」
いきなり下着を剥ぎ取られ、中に指を入れられる。
「いやッ」
奥の、敏感な部分を執拗に攻めてくる。
私は唇を噛んで堪える。
「女はここを触られるとな、嫌でも何でも濡れてくるんだよっ」
「んんっ」
無理矢理なのに、嫌なのに、反応する身体。
「そろそろ、いいか」