第1章 【些細な嫉妬、大胆な行動】
「アイアンハイドには手でしたのに!僕にはフォークなの?」
バンブルビーは自分にはフォークで与えられた事に不満だった
自分もの指から貰える事を
当たり前のように思っていたので、気になったのだ
「えっ」
思わぬところにクレームが入り間抜けな声が出る
特に何も考えず、というか味がある部分だけ取るとなると
手が汚れるのでフォークにしただけだった
「バンブルビー、あまりを困らせるな。」
オプティマスもその言葉にあきれたのか
ワガママ言わぬよう注意した
「いいのいいの!手であげるよ」
フォークから取り、今度は指で掴む
「はい、ア~ン」
パッと明るくなりパクッとピザを食べるバンブルビー
「美味しい!」満面の笑みをに向けるバンブルビー
するとバンブルビーは
先ほどピザを持っていたの手を取り指をペロッと舐める
「ビー!?」
「指にチーズがついてたから僕が取ってあげる!」
その心遣いはありがたいがここは一般人も居る普通のお店
「恥ずかしい!ダメだってば!」
横を通りかかったウェイトレスはクスクスと笑う
「親子というより、ペットの犬と飼い主だな」
ディーノは窓の外で犬に顔を舐められてる人間の姿を見て言った
黄色いカマロの
些細な嫉妬も大胆な行動も可愛いので許す+。・
END