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黒執事 Blood and a doll

第1章 注意事項を少々&主要人物設定紹介



 +主要人物+

 今作主人公

>アリス・ヴァインツ(デフォルト:アリス)
 生まれつきアルビノであった為、一族の中でも忌み嫌われる。白銀の髪に、真紅のように赤い瞳。雪のように白い肌がまた印象的。血のような赤を常に好むが執事にはよく白を勧められる。


▼ヴァインツ家とは?
 代々女王の眼として、女王に密かに目をかけられていた一族。特に彼女の代になってからは、一層その贔屓は際立っていった。

 アリスが生まれた代は当主争いが酷く、その火種は彼女へと伸びる。全てが鎮火した後に残ったのは、彼女と漆黒長髪の執事だけ。

 彼女は瞬く間に当主の座につき、新たな女王の眼として仕事をこなす。

 女王の眼として働くヴァインツ家の主な仕事は、英国で起きる様々な事件の中から目に余る黒い事件だけを厳選し、女王に報告すること。場合によっては、自らその手を赤く染める。通称”鷹”と呼ばれている。



 彼女に付き従うヴァインツ家執事

>クライヴ・バロン
 漆黒の長髪、アメジスト色の瞳。彼もセバスチャンと同じく悪魔。何の悪魔かまでは不明。彼女から漂う甘美な死の香りに惹かれ、主に選ぶ。彼女の為なら、どんな事柄もけして見逃さない。

 契約とは別に、彼女に個人的に心酔している節がある。



 +ヴァインツ家使用人達+

>ギル
 庭師の男。彼女が好む白い薔薇を手入れすることに命をかけているとかいないとか。ワインレッドの短髪に漆黒の瞳。実は蝙蝠の化身。力を使うとオッドアイになり、片方灰色の瞳に変わるとか変わらないとか。

>カレン
 メイドの一人。クライヴを唯一「クライヴ様」と呼ぶ。少しあわてんぼうな部分あり。喜怒哀楽が激しいらしいが……。

>リンス
 メイドの一人。比較的大人しく、淡々と仕事をこなす。カレンとは正反対といえる。

>ナタリー
 女性料理人。姉御肌。ちょっと口が悪いのと、料理が下手なのが悩み。何でもできてしまうクライヴが料理の先生代わりになることもしばしば。



 今後、予告なく更新される場合もあるかもしれません。ご了承ください。

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