第1章 Birthday
青木「過労死しますよ‼︎」
鬼灯「鬼ですから死にませんよ。」
青木「ぐっ……ただでさえ毎日忙しいのに、これ以上仕事増えることになったら私、逃亡しますから。」
鬼灯「地の果てまで追いかけ、捕らえます。」
青木「(怖っ…)…ハァ…休みが欲しいです…」
青木は、テーブルに突っ伏す。
鬼灯「休みですか………そういえば、明日は青木さんの誕生日でしたね。」
青木「そうですねー…鬼灯様って、誕生日とか気にする人でしたっけ?」
鬼灯「失礼な、毎年祝って差し上げてるでしょう。」
青木「祝うったって、毎年出張土産じゃないですか。」
鬼灯「おや、気に入りませんか?」
青木「私一応女なんで、もっと特別感のあるものが欲しいですね。」
鬼灯「特別感のあるもの…ですか…」