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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第99章 BETWEEN THE SHEETS





「兵長、ほんとに凛さんのことべた褒めで!
どんな人なんだろうって思ってたら、
本当にその通りの人で……!!」


飲み始めて1時間。


早くも若干酔いが回ってきているペトラの、
桃色の頬をうっとりと眺めながら、
ここで既に数回は耳にしているであろう、
心地良い褒め言葉を噛み締める。


可愛い上にお酒に弱い。

守りたくなる典型的な女子だ。

それなのにリヴァイ班に所属する程の
戦闘能力を持ち、
おまけにオルオには極めて厳しい。


そんなギャップが好きすぎて辛い……



「この兵団、あんまり女の人いないし、
気の合う子もそんなにいなくて……
でも凛さんは全然そんな感じじゃなくて!!
優しいし、面白いし、美人だし、大人だし、
仕事もすごい出来るし…もう、好きすぎて……」


まさかの相思相愛か。

部屋に連れ込もう。



……と言う訳にはいかないが、
それくらい嬉しい。


ペトラの話に相槌を打ちながら、
幸福感に浸っていた。

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