第81章 ●気持ちいい事だけ
「ぅ、ぁん…はぁっ、」
「ここ、すごい膨らんでる。
そんなに気持ち良いの?」
「ん、すごい、いいっ…、」
もう正直な答えしか導き出せそうにない。
モブリットの指先が陰核だけを
丁寧に愛撫する感覚を味わっていると、
興奮で勝手に身体は捩れ、
小刻みな震えが起きる。
「あぁ、んっ、や、…もう、」
「いきそう?」
首を勢いよく縦に振る。
それと同時に下着の中に入り込んだ指先は、
直接陰核を抓み上げた。
「あっ、んんっ!」
「……凛はちょっと乱暴にされるのも
好きだよね。」
「ぅう、んっ、いやっ…イき、たいッ…!」
「もう少し我慢できるだろう?」
もう無理です!!
勿論声にはならず、心の中で叫ぶ。
擦られたり抓まれたり、
繊細に撫でられたりを繰り返され、
快感が次から次へと押し寄せてきて、
行き場のない絶頂感は
身体を絶え間なく震わせた。