• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第79章 憶測の共有





「輪廻転生、か……」


話しを終えると、
リヴァイはミケに視線を送った後、
スッと目を瞑り、足を組み直す。



「俺も御食や範司に出会った時、
少なからず考えはしたが。
それでもその話を聞くと、
ますます信憑性が増した気がするな。」


「いいね。そういう話、私は好きだよ。」


ハンジは少し身を乗り出し、
目をキラキラさせていた。



「実際分かんないけどね。
御食の定番の
口説き文句だったのかも知れないし。」


「あの御食はそんなことを
言いそうなタイプには見えなかったが。」


「そう言えばエルヴィン、
御食と温泉で話したって言ってたよね。
何話したの?」



「……その話はまた今度にしよう。
今ここで話すと、
君がますます混乱しそうだ。」


「どういう意味?」



質問を繰り返すが、
エルヴィンは頑なに口を閉ざしたままだった。

/ 1588ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp