• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第79章 憶測の共有





エルヴィンの部屋に着くと、
執務机の前の席にエルヴィン、
ソファー席にはハンジとモブリットが
既に座っていた。


一緒に部屋に入って来た私とミケを見て、
エルヴィンは小さく息を吐く。



「やはりミケの部屋にいたんだろう。」


「……そうだけど……
休暇中だし、私がどこにいようと」
「勝手だが、こっちとしては
気が揉めることなのは分かるね?」


「……はい。」


言おうとしていたことを先取りされ、
笑顔ではあるが、
完全に全く笑っていない瞳から逃げるように
軽く頭を下げた。



「エルヴィンもリヴァイも束縛が過ぎるね。
二人がそんなんだから、
後から攻めてきたモブリットが
優勢になっちゃうんだよ。」

「は、ハンジさん?!
何適当なこと言ってくれてんですか?!」

「適当じゃないよ!
見てたらそうじゃないかなぁって思うし。」

「だからそれが適当だって
言ってるんですけど!」


ハンジとモブリットの論争を聞きながら、
三人席のソファーに座っている
ハンジの横に座った。

/ 1588ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp