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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】
第65章 眠れない夜は
仕事が終わってすぐ。
早足で向かった先、
モブリットの部屋をノックする。
「凛?」
「……なんか、モブリットに会いたくなった。」
部屋のドアを開けたモブリットに
即行で縋り付く。
モブリットの匂いを
間近で嗅ぐのは久しぶりだ。
思わず首筋に鼻を近付ける。
「ちょ、待った……!
誰かに見られるとマズイだろ、」
焦った声を出すモブリットに
引きずられるようにして、部屋の中へ導かれた。
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