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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第57章 ●自慰の調教



「……何でエルヴィンにそんなことを……」


「一人でして十分に満足出来れば、
君も毎日誰かと寝る必要はないだろう?
ということは、必要以上に疲労することもない。
君は無駄に疲れずに快感を得られ、
しっかり休養できるのだから、
いいこと尽くしじゃないか。」



「だ、だからってそんなこと教えてもらうのは」

「大丈夫。君が気持ち良いと思っている場所や
刺激の仕方を教えるだけだ。
それについては、俺の方が詳しい自信がある。」



……どんな自信だ。



もう反論するのも
無駄なような気がしてくるが、
このまま自慰を教えられるような
辱めにあうことは避けたい。




「エルヴィン。ごめん、ハッキリ言うよ?」


エルヴィンの頬を両手で挟む。



「絶対!無理です!」



ふふふ、と顔を綻ばせ笑うエルヴィン。


急にそんな可愛い表情を見せられると、
欲情したくなるからやめて欲しい。


……いや、それでいいのか。


そっちの作戦でいこう。


思い立ってすぐ、
少しつぶれたままの唇を舌先で刺激した。

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