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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】
第8章 救世主……?
……これはナンパか?
でも3対1はどうなんだ?
私が3人も同時に相手出来ると
思ってるってこと?
色々と考えを巡らせ、沈黙を守っていると、
金髪の男性の手に力が入った。
「聞いてんの?」
「あ、はい。聞いてます。」
思わず敬語で答えてしまったが、
この人たちは自分より年下な気がする。
恰好からして若者っぽいし、肌に艶がある。
そんなどうでもいいことを考えながら
じっと金髪の若者を見入っていると、
怪訝そうな顔で再び腕を強く引かれた。
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