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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第8章 救世主……?




日が沈みかけた頃にも関わらず、
街は賑わいを見せている。


以前モブリットに
連れて行ってもらったことがある
広場まで行くと、
大道芸を披露しているようで、
人だかりができていた。



この薄暗い中で
どんな大道芸をしてるんだろう。

もしかして火吹きか……?!



少しばかり興味が湧き、
人だかりの中に入ろうとしたその時。

突然腕を掴まれて、動きを止めた。


振り返ると、私の腕を掴んでいる金髪の男性と、
その後ろにいる若い男性が二人、
こっちを見て口元を緩めている。


「おねぇさん、一人?」


声を掛けてきた金髪の男性は、
押し付けがましいくらいの、
爽やかさを前面に押し出した笑顔を
こちらに向けていた。

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