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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第54章 ●視姦と焦燥感と安心感と



「まぁ、最後まで出来ないのはマズイな。
出来なかったら資金調達も
今まで通りにはいかなくなるだろう。」


「そういう時、どうするの?」


リヴァイのことだから、
手だけで満足してもらうことも出来そうだけど、
と言いたくなるが、
いきなり近付いたリヴァイの
優しい表情に見惚れ、言葉を忘れる。





「……お前のことを考えてる。」





これは作戦なのか?と思うより先に、
身体が反応して、
リヴァイの腹筋に這わせていた指先が
動きを止めた。

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