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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第53章 誘惑の仕方






「凛。これからどうするんだ?」



エルヴィンの部屋を
リヴァイと一緒に出た途端、
腕を掴まれ動きを止める。




「私は特に急ぎの仕事もないし、
部屋に戻って寝るよ。」


「そうか。ならちょっと手伝え。」


掴まれた腕はそのままひっぱられ、
殆ど引き摺られるようにして、
廊下を進み始めた。




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