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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第33章 リヴァイの感情



部屋に着いてベッドの前に立ち、
即行凛を押し倒す。


……つもりが強引に押し倒され、
予想外の大胆さに一瞬動きが止まる。



「……なんか久しぶりだね。」

「いや、お前に押し倒されるのは初めてだが。」

冷静に事実を述べると、凛は頬を緩めた。


良かった。
まだその顔はできるのか……



「おい。お前はいつからこんな
強引な女になったんだ。」

「いつから?
リヴァイと出会った当初から、
私は結構強引な気質だったでしょ?」

問うたはずが問い返され、
思わず初めて出会った時のことを思い返す。


……が、出会ったばかりの頃には、
自分が性欲処理の為に
誘っていた記憶しか浮かばず
記憶を辿ることは一旦中断した。

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