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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第23章 新しい出会い



「ナイル・ドークだ。」と、
手を差し伸べてきた師団長と軽く握手を交わす。

近くで見ても、
“師団長のオーラ”的なものは感じられないし、
エルヴィンと並んでいるところを見ると
尚そう感じてしまう。

前回、三兵団合同の会議を
見学させてもらった時は、
人の顔がぼやけて見える程
結構距離のある場所からの見学だったから、
師団長の顔まで確認できていなかった。


足の爪先から頭の先までまじまじと見入られ、
何か納得したかのように
頷いた師団長から手を離すと、
エルヴィンに何か声を掛けられた師団長は
少し小走りで会議所の方へ向かった。



あの人は師団長、あの人は偉い人………

そう頭の中にインプットさせていると、
背後からエルヴィンの名前を呼ぶ声が聞こえ、
後ろを振り返った。

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