第16章 ●悪趣味の嫉妬
リヴァイは陰部を舌で刺激し続け、
思ったより簡単に達した凛の手を引く。
「…んっ、な……何……?」
「立て。」
リヴァイはそれだけ言って、
まだ呼吸を弾ませている凛を
ベッドから降ろすと、
ベッドの淵に座った自分の前に、
凛を立たせた状態で、
既に愛液で塗れた陰部に指を入れ込んだ。
「あっ……、ちょ、待った……!」
立っていること自体、相当辛いのだろう。
上擦った声で腕を掴まれ、一旦動きを止める。
「…や……、も、無理……!」
完全に困惑した表情を
浮かべる凛の手を取り、
何も言わずにそっとキスをすると、
それだけで凛の身体は小さく跳ね、
自分の方へ身体が傾いた。