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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第157章 ~epilogue~




「ごめんっ…いや、なんか…嬉しくて……」


これ以上言葉は出てこなかった。


涙が止まらないから喋れそうにない。
ただ単に語彙力がない。


勿論言葉に詰まる理由はそれらもあるけど、それだけが理由ではない。




本当に、ただただ、今の状況が嬉しくて、幸せなだけだ。








「ありがとう……みんな、本当に大好き」




堪えきれず溢れた凛の言葉は、光が足りていない今のこの空間でさえも明るく照らすように、それぞれの心に優しく灯った。









【Fin.】

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